AWARD
物流環境大賞
物流団体連合会では、平成12年6月、物流部門における環境保全の推進や環境意識の高揚等を図り、物流の健全な発展に貢献された団体・企業または個人を表彰する「物流環境大賞」を創設いたしました。
これは、近年、物流分野においても環境との調和がますます重要となっているという現状から、物流部門において、優れた環境保全活動や環境啓蒙活動、あるいは先駆的な技術開発などを行なうことにより、環境負荷軽減の面から物流業の発展に貢献された方々を表彰する制度です。
これは、近年、物流分野においても環境との調和がますます重要となっているという現状から、物流部門において、優れた環境保全活動や環境啓蒙活動、あるいは先駆的な技術開発などを行なうことにより、環境負荷軽減の面から物流業の発展に貢献された方々を表彰する制度です。
第26回(令和7年度)表彰受賞者の概要
物流環境大賞
≪受賞者≫
❶ つがる弘前農業協同組合 ➋ 日本通運株式会社仙台支店ロジスティクス第二部
青森・大館物流事業所 弘前営業課 ❸ 日本通運株式会社 事業統括本部 通運部
❹ 日本貨物鉄道株式会社 東北支社 北東北支店(青森)
≪案件名≫
青森県産りんご モーダルシフトの取り組み
≪コメント≫
JAつがる弘前のりんごの、トラックから鉄道輸送への大規模なモーダルシフト案件です。同りんごはブランド力を活かして全国各地に出荷されていますが、その遠距離輸送の安定性を将来にわたって確保していくため、荷主・物流事業者が一体となってこの取り組みを推進しました。北海道から九州に至る遠距離の輸送比率が高いため、多くのCO2を削減出来ました。また、鉄道の輸送障害に備え、日本通運のSea&Rail輸送網も活用して関西➡九州間で船舶を一部利用しています。
❶ つがる弘前農業協同組合 ➋ 日本通運株式会社仙台支店ロジスティクス第二部
青森・大館物流事業所 弘前営業課 ❸ 日本通運株式会社 事業統括本部 通運部
❹ 日本貨物鉄道株式会社 東北支社 北東北支店(青森)
≪案件名≫
青森県産りんご モーダルシフトの取り組み
≪コメント≫
JAつがる弘前のりんごの、トラックから鉄道輸送への大規模なモーダルシフト案件です。同りんごはブランド力を活かして全国各地に出荷されていますが、その遠距離輸送の安定性を将来にわたって確保していくため、荷主・物流事業者が一体となってこの取り組みを推進しました。北海道から九州に至る遠距離の輸送比率が高いため、多くのCO2を削減出来ました。また、鉄道の輸送障害に備え、日本通運のSea&Rail輸送網も活用して関西➡九州間で船舶を一部利用しています。
低炭素物流推進賞❶
≪受賞者≫
株式会社ランテック
≪案件名≫
冷凍品の鉄道モーダルシフト(熊本-東京)
≪コメント≫
熊本地区から東京地区向け 冷凍品輸送のモーダルシフト案件となります。2024年問題により、長距離のトラック輸送にリスクを感じていた顧客に対してランテックが働きかけて実現しました。同社所有の31フィート冷凍鉄道コンテナに搭載されている「GPS動態温度監視システム」により鉄道輸送中でも庫内の温度管理が可能であり、トラック輸送時と変わらない輸送品質を維持しつつ、モーダルシフトを実現しました。
株式会社ランテック
≪案件名≫
冷凍品の鉄道モーダルシフト(熊本-東京)
≪コメント≫
熊本地区から東京地区向け 冷凍品輸送のモーダルシフト案件となります。2024年問題により、長距離のトラック輸送にリスクを感じていた顧客に対してランテックが働きかけて実現しました。同社所有の31フィート冷凍鉄道コンテナに搭載されている「GPS動態温度監視システム」により鉄道輸送中でも庫内の温度管理が可能であり、トラック輸送時と変わらない輸送品質を維持しつつ、モーダルシフトを実現しました。
低炭素物流推進賞❷
≪受賞者≫
❶ 株式会社赤ちゃん本舗 ❷ 株式会社啓和運輸
≪案件名≫
小売り事業者と運輸事業者の協業による陸送から海上輸送へのチャレンジ
≪コメント≫
店舗からの回収物流の手配に困難を感じたことをきっかけとして、物流体系全体を見直し、海上モーダルシフトと、九州内の拠点再配置を組み合わせてCO2削減効果を一層高めた取り組みです。赤ちゃん本舗製品の、大阪➡九州間の幹線輸送は、3つのフェリー航路(門司・別府・志布志)を活用し、港近傍などに計4か所の拠点を新設(トラック輸送時は1か所のみ)し、九州内のトラック配送距離の削減(実施前比 約半減)も併せて達成しました。荷主と物流事業者の緊密な協力体制により実現した案件です。
❶ 株式会社赤ちゃん本舗 ❷ 株式会社啓和運輸
≪案件名≫
小売り事業者と運輸事業者の協業による陸送から海上輸送へのチャレンジ
≪コメント≫
店舗からの回収物流の手配に困難を感じたことをきっかけとして、物流体系全体を見直し、海上モーダルシフトと、九州内の拠点再配置を組み合わせてCO2削減効果を一層高めた取り組みです。赤ちゃん本舗製品の、大阪➡九州間の幹線輸送は、3つのフェリー航路(門司・別府・志布志)を活用し、港近傍などに計4か所の拠点を新設(トラック輸送時は1か所のみ)し、九州内のトラック配送距離の削減(実施前比 約半減)も併せて達成しました。荷主と物流事業者の緊密な協力体制により実現した案件です。
低炭素物流推進賞❸
≪受賞者≫
❶ TOYO TIRE株式会社 ❷ 井本商運株式会社
❸ オーシャン ネットワーク エクスプレス ジャパン 株式会社 ❹ 新洋海運株式会社
≪案件名≫
国内タイヤ輸送に於ける内航船モーダルシフト変革:
環境負荷(排出CO2)低減・トラックドライバーの負荷極小化
≪コメント≫
三重県(TOYO TIRE桑名工場)から広島県へのタイヤ輸送で異なる複数の関係者が協力し、大規模海上モーダルシフトに取り組みました。船社協力による海上直行航路(四日市~広島間)新設と海上コンテナ活用による空コンテナ回送削減(排出CO2の削減)、既存設備共用による積荷ワークの改革(トラックドライバーの負担軽減・作業時間の半減)ほか、広島圏域物流拠点の整備と在庫最適配置による海上輸送遅延リスクの最小化など、複合的な変革を行ないました。
❶ TOYO TIRE株式会社 ❷ 井本商運株式会社
❸ オーシャン ネットワーク エクスプレス ジャパン 株式会社 ❹ 新洋海運株式会社
≪案件名≫
国内タイヤ輸送に於ける内航船モーダルシフト変革:
環境負荷(排出CO2)低減・トラックドライバーの負荷極小化
≪コメント≫
三重県(TOYO TIRE桑名工場)から広島県へのタイヤ輸送で異なる複数の関係者が協力し、大規模海上モーダルシフトに取り組みました。船社協力による海上直行航路(四日市~広島間)新設と海上コンテナ活用による空コンテナ回送削減(排出CO2の削減)、既存設備共用による積荷ワークの改革(トラックドライバーの負担軽減・作業時間の半減)ほか、広島圏域物流拠点の整備と在庫最適配置による海上輸送遅延リスクの最小化など、複合的な変革を行ないました。
サステナブル活動賞❶
≪受賞者≫
❶ 博多運輸株式会社 ❷ 株式会社ヒューテックノオリン ❸ 株式会社日清製粉ウェルナ ❹ 株式会社ナカムラロジスティクス ❺ ロイヤル株式会社 ➏ 日本貨物鉄道株式会社
≪案件名≫
冷凍31ftコンテナ利用による環境に優しく持続可能な鉄道輸送へのモーダルシフト
≪コメント≫
関東~九州間の輸送において、 2つの荷主のマッチングにより冷凍食品の往復モーダルシフトを実現した案件です。博多運輸が仲介役となり、貸切輸送で往復とも冷凍食品を輸送している珍しいケースとなります。鉄道輸送障害時には、鉄道コンテナをトラックでそのまま輸送し、中間地点でコンテナを積み替える(九州発トラックは九州へ戻る、関東発は関東へ戻る)トラック代行輸送スキームを確立しています。
❶ 博多運輸株式会社 ❷ 株式会社ヒューテックノオリン ❸ 株式会社日清製粉ウェルナ ❹ 株式会社ナカムラロジスティクス ❺ ロイヤル株式会社 ➏ 日本貨物鉄道株式会社
≪案件名≫
冷凍31ftコンテナ利用による環境に優しく持続可能な鉄道輸送へのモーダルシフト
≪コメント≫
関東~九州間の輸送において、 2つの荷主のマッチングにより冷凍食品の往復モーダルシフトを実現した案件です。博多運輸が仲介役となり、貸切輸送で往復とも冷凍食品を輸送している珍しいケースとなります。鉄道輸送障害時には、鉄道コンテナをトラックでそのまま輸送し、中間地点でコンテナを積み替える(九州発トラックは九州へ戻る、関東発は関東へ戻る)トラック代行輸送スキームを確立しています。
サステナブル活動賞❷
≪受賞者≫
❶ 株式会社comvey ❷ 日本郵便株式会社 郵便・物流営業部
≪案件名≫
郵便ポストに返却できるリユース梱包「シェアバッグ®︎」で、
売り手・買い手・運び手の3者が互いに協力し合う「美しい物流」を実現
≪コメント≫
comveyが、郵便ポストに返却でき100回以上リユースできるエコ梱包「シェアバッグ®︎ 」を日本郵便と共同開発し、EC事業者および一般消費者向けに提供している案件です。ダンボールに比べCO2排出量を85%以上削減できる他、消費者の「梱包ストレス」軽減につながります。また、出荷時のダンボールの組み立て工程がなくなり、ダンボールよりも容積が小さいため、倉庫での梱包作業時間短縮や、資材保管スペース削減の効果もあります。
❶ 株式会社comvey ❷ 日本郵便株式会社 郵便・物流営業部
≪案件名≫
郵便ポストに返却できるリユース梱包「シェアバッグ®︎」で、
売り手・買い手・運び手の3者が互いに協力し合う「美しい物流」を実現
≪コメント≫
comveyが、郵便ポストに返却でき100回以上リユースできるエコ梱包「シェアバッグ®︎ 」を日本郵便と共同開発し、EC事業者および一般消費者向けに提供している案件です。ダンボールに比べCO2排出量を85%以上削減できる他、消費者の「梱包ストレス」軽減につながります。また、出荷時のダンボールの組み立て工程がなくなり、ダンボールよりも容積が小さいため、倉庫での梱包作業時間短縮や、資材保管スペース削減の効果もあります。
サステナブル活動賞❸
≪受賞者≫
株式会社プロロジス
≪案件名≫
プロロジスパーク猪名川1太陽光発電力 自己託送プロジェクト
≪コメント≫
プロロジスパーク猪名川1の屋根面で発電した太陽光電力の自家消費余剰電力分
を、同パーク京田辺へ託送して消費する仕組みを構築しました。余剰電力の取り扱いについては、FIT(固定価格買取制度)が過渡期を迎えて各社とも問題意識を抱える中で、自己託送により自社内で全て消費するスキームを、物流不動産業界として初めて構築したものです。
なお同パークでは、夜間などに自社外から調達する電力も、再生可能電力を調達し、実質100%グリーン電力化を達成しています。
株式会社プロロジス
≪案件名≫
プロロジスパーク猪名川1太陽光発電力 自己託送プロジェクト
≪コメント≫
プロロジスパーク猪名川1の屋根面で発電した太陽光電力の自家消費余剰電力分
を、同パーク京田辺へ託送して消費する仕組みを構築しました。余剰電力の取り扱いについては、FIT(固定価格買取制度)が過渡期を迎えて各社とも問題意識を抱える中で、自己託送により自社内で全て消費するスキームを、物流不動産業界として初めて構築したものです。
なお同パークでは、夜間などに自社外から調達する電力も、再生可能電力を調達し、実質100%グリーン電力化を達成しています。
先進技術賞❶
≪受賞者≫
❶ 日本通運株式会社 事業統括本部 ネットワーク商品企画部
❷ 株式会社ジェイアール東日本物流
≪案件名≫
NXスーパーエクスプレスカーゴ
~新幹線を活用した都市間輸送における環境負荷低減と、
ドライバー拘束時間の削減 に向けた商品開発~
≪コメント≫
JR東日本物流が展開する新幹線荷物輸送サービス「はこビュンQuick」と、日本通運の集配ネットワークを融合した即日配達サービスとなります。自動車や航空機と並ぶ、新たな即日輸送の手段として、小口貨物分野での環境負荷低減の役割発揮が期待されています。サービス展開エリアは、JR東日本新幹線の主要駅地区相互(東京、新青森、盛岡、仙台、新潟、長野、金沢など)となっています。
❶ 日本通運株式会社 事業統括本部 ネットワーク商品企画部
❷ 株式会社ジェイアール東日本物流
≪案件名≫
NXスーパーエクスプレスカーゴ
~新幹線を活用した都市間輸送における環境負荷低減と、
ドライバー拘束時間の削減 に向けた商品開発~
≪コメント≫
JR東日本物流が展開する新幹線荷物輸送サービス「はこビュンQuick」と、日本通運の集配ネットワークを融合した即日配達サービスとなります。自動車や航空機と並ぶ、新たな即日輸送の手段として、小口貨物分野での環境負荷低減の役割発揮が期待されています。サービス展開エリアは、JR東日本新幹線の主要駅地区相互(東京、新青森、盛岡、仙台、新潟、長野、金沢など)となっています。
先進技術賞❷
≪受賞者≫
❶ 全日本空輸株式会社 ❷ Lufthansa Technik AG
≪案件名≫
燃料削減効果をもたらすリブレット技術を
世界で初めて貨物専用機と旅客機の両方に導入
≪コメント≫
サメ肌の構造を応用してルフトハンザ テクニック社が開発した、機体に貼付すると空気抵抗削減効果のあるリブレット加工フィルムを、航空会社として世界で初めて貨物専用機と旅客機の両方に導入し、燃料消費とCO2排出の削減を図っている取り組みです。同技術により、飛行中の機体表面の空気抵抗が低減され、燃費を約1%向上させることが出来、CO2削減につながります。
❶ 全日本空輸株式会社 ❷ Lufthansa Technik AG
≪案件名≫
燃料削減効果をもたらすリブレット技術を
世界で初めて貨物専用機と旅客機の両方に導入
≪コメント≫
サメ肌の構造を応用してルフトハンザ テクニック社が開発した、機体に貼付すると空気抵抗削減効果のあるリブレット加工フィルムを、航空会社として世界で初めて貨物専用機と旅客機の両方に導入し、燃料消費とCO2排出の削減を図っている取り組みです。同技術により、飛行中の機体表面の空気抵抗が低減され、燃費を約1%向上させることが出来、CO2削減につながります。
先進技術賞❸
≪受賞者≫
❶ 株式会社NEXT DELIVERY ❷ 山梨県小菅村役場
❸ 山梨県丹波山村役場 ❹ 佐川急便株式会社 ❺ 富岳通運株式会社
➏ 福山通運株式会社 ➐ セイノーホールディングス株式会社
≪案件名≫
山梨県小菅村、丹波山村で進む条件不利地域の物流課題を解決する共同配送の取り組み
≪コメント≫
条件不利地域における物流課題解決を目指した複合的な取り組みです。従来、共同輸配送により、配送トラックを集約したほか、合わせて行われている、ドローンによる買物代行とフードデリバリーサービスは、日本で最多(選考時点、(株)NEXT DELIVERY調べ)の配送回数があり、ドローンを活用した配送の取り組みの先導役となっています。ドローンは、事前に設定した航路を自動運航(レベル3.5)し、NEXT DELIVERYでは全国11自治体で運用(選考時点)しています。
❶ 株式会社NEXT DELIVERY ❷ 山梨県小菅村役場
❸ 山梨県丹波山村役場 ❹ 佐川急便株式会社 ❺ 富岳通運株式会社
➏ 福山通運株式会社 ➐ セイノーホールディングス株式会社
≪案件名≫
山梨県小菅村、丹波山村で進む条件不利地域の物流課題を解決する共同配送の取り組み
≪コメント≫
条件不利地域における物流課題解決を目指した複合的な取り組みです。従来、共同輸配送により、配送トラックを集約したほか、合わせて行われている、ドローンによる買物代行とフードデリバリーサービスは、日本で最多(選考時点、(株)NEXT DELIVERY調べ)の配送回数があり、ドローンを活用した配送の取り組みの先導役となっています。ドローンは、事前に設定した航路を自動運航(レベル3.5)し、NEXT DELIVERYでは全国11自治体で運用(選考時点)しています。
日本物流記者会賞
≪受賞者≫
❶ 佐川急便株式会社 ❷ 株式会社平野屋物産 ❸ 全国通運株式会社
❹ 日本貨物鉄道株式会社 九州支社
≪案件名≫
環境負荷低減プロジェクト モーダルシフトによるパッケージ製品輸送の取り組み
≪コメント≫
印刷物(食品等の充填前のパッケージ類)のモーダルシフト案件です。発・着地ともに、貨物駅の近傍であることを活かし、CO2 の80%以上の削減を実現しています。トラック輸送と比べて輸送日数は伸びましたが、荷主の理解・協力を得て取り組んだものです。トラックよりコンテナの方が積載量が大きいことも、輸送の効率化につながっています。
❶ 佐川急便株式会社 ❷ 株式会社平野屋物産 ❸ 全国通運株式会社
❹ 日本貨物鉄道株式会社 九州支社
≪案件名≫
環境負荷低減プロジェクト モーダルシフトによるパッケージ製品輸送の取り組み
≪コメント≫
印刷物(食品等の充填前のパッケージ類)のモーダルシフト案件です。発・着地ともに、貨物駅の近傍であることを活かし、CO2 の80%以上の削減を実現しています。トラック輸送と比べて輸送日数は伸びましたが、荷主の理解・協力を得て取り組んだものです。トラックよりコンテナの方が積載量が大きいことも、輸送の効率化につながっています。
奨励賞❶
≪受賞者≫
❶ ネスレ日本株式会社 ❷ 日本貨物鉄道株式会社 ❸ 全国通運株式会社
❹ JR貨物ロジ・ソリューションズ株式会社 ❺ 静岡通運株式会社
≪案件名≫環境負荷低減への挑戦:中距離帯大量貨物輸送の拡大
-現在そしてこれからの世代の人々のために-
≪コメント≫
ネスレ日本 島田工場から中国・四国地区向け製品輸送の、大規模なモーダルシフトの案件です。同工場から関西地区向けについては、既に2024年2月から鉄道へモーダルシフトされていますが、今回はそれを拡大・発展させた取り組みとなります。関西地区向けも合わせて、多数の貨物列車に分散して輸送されるため、関係者間での、リードタイム・賞味期限・輸送遅延などの情報共有には、DXも活用をしています。
❶ ネスレ日本株式会社 ❷ 日本貨物鉄道株式会社 ❸ 全国通運株式会社
❹ JR貨物ロジ・ソリューションズ株式会社 ❺ 静岡通運株式会社
≪案件名≫環境負荷低減への挑戦:中距離帯大量貨物輸送の拡大
-現在そしてこれからの世代の人々のために-
≪コメント≫
ネスレ日本 島田工場から中国・四国地区向け製品輸送の、大規模なモーダルシフトの案件です。同工場から関西地区向けについては、既に2024年2月から鉄道へモーダルシフトされていますが、今回はそれを拡大・発展させた取り組みとなります。関西地区向けも合わせて、多数の貨物列車に分散して輸送されるため、関係者間での、リードタイム・賞味期限・輸送遅延などの情報共有には、DXも活用をしています。
奨励賞❷
≪受賞者≫
❶ 西濃運輸株式会社 ❷ 日本曹達株式会社
≪案件名≫
富山(高岡工場)からの各拠点配送への輸送モード変更
≪コメント≫
日本曹達 高岡工場から 横浜ほか各地向け輸送のモーダルシフト案件です。以前は全量をトラック(貸切)で輸送していましたが、2024年問題を控えて、輸送力の安定確保のため鉄道輸送に切り替えたものです。CO2排出削減に加えて、それまで多くの時間・手間を要していたトラック確保業務の省力化や、繫・閑の時期による運賃差が縮小したことも、効果として挙げられます。
❶ 西濃運輸株式会社 ❷ 日本曹達株式会社
≪案件名≫
富山(高岡工場)からの各拠点配送への輸送モード変更
≪コメント≫
日本曹達 高岡工場から 横浜ほか各地向け輸送のモーダルシフト案件です。以前は全量をトラック(貸切)で輸送していましたが、2024年問題を控えて、輸送力の安定確保のため鉄道輸送に切り替えたものです。CO2排出削減に加えて、それまで多くの時間・手間を要していたトラック確保業務の省力化や、繫・閑の時期による運賃差が縮小したことも、効果として挙げられます。
奨励賞❸
≪受賞者≫
❶ 日清オイリオグループ株式会社 ❷ 日清物流株式会社 ❸ 神奈川臨海通運株式会社
≪案件名≫
中距離&短距離輸送における鉄道モーダルシフト化推進
≪コメント≫
神奈川⇔大阪間の中距離区間を、自社仕様の31フィートコンテナを使った双方向の往復輸送による積載効率の高い鉄道モーダルシフトと、神奈川⇒埼玉向けの短距離区間において、物流サービス面でトラック輸送と遜色ない鉄道モーダルシフト、この2つの区間での取り組みとなっています。
❶ 日清オイリオグループ株式会社 ❷ 日清物流株式会社 ❸ 神奈川臨海通運株式会社
≪案件名≫
中距離&短距離輸送における鉄道モーダルシフト化推進
≪コメント≫
神奈川⇔大阪間の中距離区間を、自社仕様の31フィートコンテナを使った双方向の往復輸送による積載効率の高い鉄道モーダルシフトと、神奈川⇒埼玉向けの短距離区間において、物流サービス面でトラック輸送と遜色ない鉄道モーダルシフト、この2つの区間での取り組みとなっています。
奨励賞❹
≪受賞者≫
❶ 佐川急便株式会社 ❷ 株式会社なとり ❸ 大宮通運株式会社
❹ 日本貨物鉄道株式会社
≪案件名≫
株式会社なとりCO2排出量削減に向けた鉄道へのモーダルシフトの取組み
≪コメント≫
荷主がCO2削減に取り組む中で、物流などスコープ3部分の対応策として、埼玉地区の工場および倉庫から、九州地区向け製品をモーダルシフトした案件です。2か所に分かれている集荷場所を、従来は2台のトラックで同時刻に集荷していましたが、荷主の協力を得て集荷時間をずらして、鉄道コンテナ2個を積載した1台のトラックで集荷することが可能となり、鉄道外(集荷・配達)の部分でもCO2削減効果を挙げています。
❶ 佐川急便株式会社 ❷ 株式会社なとり ❸ 大宮通運株式会社
❹ 日本貨物鉄道株式会社
≪案件名≫
株式会社なとりCO2排出量削減に向けた鉄道へのモーダルシフトの取組み
≪コメント≫
荷主がCO2削減に取り組む中で、物流などスコープ3部分の対応策として、埼玉地区の工場および倉庫から、九州地区向け製品をモーダルシフトした案件です。2か所に分かれている集荷場所を、従来は2台のトラックで同時刻に集荷していましたが、荷主の協力を得て集荷時間をずらして、鉄道コンテナ2個を積載した1台のトラックで集荷することが可能となり、鉄道外(集荷・配達)の部分でもCO2削減効果を挙げています。
奨励賞❺
≪受賞者≫
❶ 日本通運株式会社 オートモーティブロジスティクス支店
ロジスティクス営業部 三河第三物流事業所 刈谷コンテナ課
❷ 日本ペイント・オートモーティブコーティングス株式会社
≪案件名≫
愛知県~福岡県、広島県、山口県の自動車用塗料の鉄道輸送への転換
(ISOタンク利用)
≪コメント≫
物流2024年問題、カーボンニュートラルへの対策から、高浜工場➡九州・中国地区向けのモーダルシフトに取り組んだ案件です。貨物駅での一時保管サービスを活用することにより、従来のタンクローリー輸送時には難しかった、納入の急な延期等にも柔軟に対応することが可能となりました。取り組みに際して、変更点が多くあり、荷主・納入先を含めた関係者間で綿密な調整を行った上で実現に至りました。
❶ 日本通運株式会社 オートモーティブロジスティクス支店
ロジスティクス営業部 三河第三物流事業所 刈谷コンテナ課
❷ 日本ペイント・オートモーティブコーティングス株式会社
≪案件名≫
愛知県~福岡県、広島県、山口県の自動車用塗料の鉄道輸送への転換
(ISOタンク利用)
≪コメント≫
物流2024年問題、カーボンニュートラルへの対策から、高浜工場➡九州・中国地区向けのモーダルシフトに取り組んだ案件です。貨物駅での一時保管サービスを活用することにより、従来のタンクローリー輸送時には難しかった、納入の急な延期等にも柔軟に対応することが可能となりました。取り組みに際して、変更点が多くあり、荷主・納入先を含めた関係者間で綿密な調整を行った上で実現に至りました。
奨励賞➏
≪受賞者≫
❶ 株式会社 再春館製薬所 ❷ 佐川急便株式会社 ❸ 西久大運輸倉庫株式会社
❹ 日本貨物鉄道株式会社 九州南部支店
≪案件名≫
環境/品質への取組み トラック輸送からモーダルシフト輸送への挑戦
≪コメント≫
荷主の環境に配慮した経営への取り組みに加え、物流2024年問題への対応として、熊本工場から横浜地区へのモーダルシフトに取り組んだ案件です。10トントラックの貨物を12フィート鉄道コンテナへモーダルシフトする場合、3個以上のコンテナが必要となるケースもありますが、本取り組みでは、試験輸送を繰り返して積載方法を工夫し、コンテナ2個での輸送を可能としました。
❶ 株式会社 再春館製薬所 ❷ 佐川急便株式会社 ❸ 西久大運輸倉庫株式会社
❹ 日本貨物鉄道株式会社 九州南部支店
≪案件名≫
環境/品質への取組み トラック輸送からモーダルシフト輸送への挑戦
≪コメント≫
荷主の環境に配慮した経営への取り組みに加え、物流2024年問題への対応として、熊本工場から横浜地区へのモーダルシフトに取り組んだ案件です。10トントラックの貨物を12フィート鉄道コンテナへモーダルシフトする場合、3個以上のコンテナが必要となるケースもありますが、本取り組みでは、試験輸送を繰り返して積載方法を工夫し、コンテナ2個での輸送を可能としました。
奨励賞❼
≪受賞者≫
❶ 日本梱包運輸倉庫株式会社 ❷ 住友ゴム工業株式会社
❸ 東北三八五流通株式会社 ❹ 日本フレートライナー株式会社
≪案件名≫
タイヤ等自動車関連輸送の鉄道モーダルシフト往復化
≪コメント≫
宮崎~宮城地区間の鉄道輸送において、それまで片道輸送だったものを、復路に新たな荷主の貨物を積載することにより、往復輸送化に成功した取り組みです。取り組み当初は双方の荷主で納期が合わないためにコンテナの回送が必要となる場合もありましたが、荷主を含めた関係者間で調整を行った結果、同一コンテナの往復に荷物が積載されている、完全往復輸送をほぼ実現することが出来ました。
❶ 日本梱包運輸倉庫株式会社 ❷ 住友ゴム工業株式会社
❸ 東北三八五流通株式会社 ❹ 日本フレートライナー株式会社
≪案件名≫
タイヤ等自動車関連輸送の鉄道モーダルシフト往復化
≪コメント≫
宮崎~宮城地区間の鉄道輸送において、それまで片道輸送だったものを、復路に新たな荷主の貨物を積載することにより、往復輸送化に成功した取り組みです。取り組み当初は双方の荷主で納期が合わないためにコンテナの回送が必要となる場合もありましたが、荷主を含めた関係者間で調整を行った結果、同一コンテナの往復に荷物が積載されている、完全往復輸送をほぼ実現することが出来ました。
奨励賞❽
≪受賞者≫
❶ タニコー株式会社 ❷ 鴻池運輸株式会社 ❸ トランコム株式会社
❹ 日本貨物鉄道株式会社
≪案件名≫
鉄道輸送×トラック輸送で実現する
業務用厨房機器の次世代型モーダルコンビネーション物流
≪コメント≫
福島地区から福岡地区向け業務用厨房機器のモーダルシフト案件です。31フィートコンテナの取り扱いの都合上、東京貨物ターミナル駅までトラックで集荷し、「トレインクロスドック※」を利用することにより、集荷場所と貨物駅が100km以上離れているモーダルシフトのスキームを構築しました。熟練が必要だった、様々な荷姿の厨房機器の積み込み作業がハードルでしたが、全社的に作業の標準化を図って解決しました。
❶ タニコー株式会社 ❷ 鴻池運輸株式会社 ❸ トランコム株式会社
❹ 日本貨物鉄道株式会社
≪案件名≫
鉄道輸送×トラック輸送で実現する
業務用厨房機器の次世代型モーダルコンビネーション物流
≪コメント≫
福島地区から福岡地区向け業務用厨房機器のモーダルシフト案件です。31フィートコンテナの取り扱いの都合上、東京貨物ターミナル駅までトラックで集荷し、「トレインクロスドック※」を利用することにより、集荷場所と貨物駅が100km以上離れているモーダルシフトのスキームを構築しました。熟練が必要だった、様々な荷姿の厨房機器の積み込み作業がハードルでしたが、全社的に作業の標準化を図って解決しました。
奨励賞❾
≪受賞者≫
❶ A-Gas Japan株式会社 ❷ 日本フレートライナー株式会社
❸ 日本貨物鉄道株式会社 ❹ 日本石油輸送株式会社
≪案件名≫
循環型社会創生に向けた不燃性フロンガス回収・再生工程における、
鉄道コンテナ輸送へのモーダルシフトによる環境配慮型プロジェクト
≪コメント≫
代替フロンガス回収・再生の行程をモーダルシフトしたものです。事業そのものが、回収・再生という循環型社会の一翼を担うものであり、環境負荷の小さいサプライチェーンを模索していたため、鉄道を選択することになりました。保冷機能のある専用コンテナを使い、自社ラッピングを施して取り組みをアピール、さらに長距離輸送による交通事故と荷役事故リスクを軽減出来ることや、輸送ロットが鉄道コンテナに合致していたことも取り組みの動機となりました。鉄道コンテナにシフトしたことで全国各地から回収可能になり、回収箇所の選択肢が増えることに繋がっています。
❶ A-Gas Japan株式会社 ❷ 日本フレートライナー株式会社
❸ 日本貨物鉄道株式会社 ❹ 日本石油輸送株式会社
≪案件名≫
循環型社会創生に向けた不燃性フロンガス回収・再生工程における、
鉄道コンテナ輸送へのモーダルシフトによる環境配慮型プロジェクト
≪コメント≫
代替フロンガス回収・再生の行程をモーダルシフトしたものです。事業そのものが、回収・再生という循環型社会の一翼を担うものであり、環境負荷の小さいサプライチェーンを模索していたため、鉄道を選択することになりました。保冷機能のある専用コンテナを使い、自社ラッピングを施して取り組みをアピール、さらに長距離輸送による交通事故と荷役事故リスクを軽減出来ることや、輸送ロットが鉄道コンテナに合致していたことも取り組みの動機となりました。鉄道コンテナにシフトしたことで全国各地から回収可能になり、回収箇所の選択肢が増えることに繋がっています。
奨励賞❿
≪受賞者≫
❶ 佐川急便株式会社 ❷ ジャパンライフ株式会社
❸ 佐川グローバルロジスティクス株式会社
≪案件名≫
幹線輸送を倉庫保管とJRコンテナ便に変更
≪コメント≫
ジャパンライフ 長岡営業所から、同社札幌および福岡地区向け建築資材のモーダルシフト(鉄道)案件です。着側に一時保管倉庫を設け、荷主からの急な発注や、鉄道輸送障害への対応を可能として、CO2削減効果と合わせて荷主へのサービスレベルの向上を実現しています。
❶ 佐川急便株式会社 ❷ ジャパンライフ株式会社
❸ 佐川グローバルロジスティクス株式会社
≪案件名≫
幹線輸送を倉庫保管とJRコンテナ便に変更
≪コメント≫
ジャパンライフ 長岡営業所から、同社札幌および福岡地区向け建築資材のモーダルシフト(鉄道)案件です。着側に一時保管倉庫を設け、荷主からの急な発注や、鉄道輸送障害への対応を可能として、CO2削減効果と合わせて荷主へのサービスレベルの向上を実現しています。
奨励賞⓫
≪受賞者≫
❶ 日本信号株式会社 ❷ 栃木日信株式会社
❸ 株式会社水上三洋商会 ❹ 東京輸送株式会社
≪案件名≫
4社連携による持続可能な輸送革新 ブレーキシュー輸送のモーダルシフト
≪コメント≫
西日本向けの鉄道車両用ブレーキシュー(制輪子)のモーダルシフト案件となります。取り組みにあたっては、コンテナ内に2列積載可能となるようパレットを改良したほか、緩衝材等の回収専用バックを導入して、作業の効率化も図りました。この取り組みの結果、中長距離輸送のモーダルシフト化率は約9割に達しています。
❶ 日本信号株式会社 ❷ 栃木日信株式会社
❸ 株式会社水上三洋商会 ❹ 東京輸送株式会社
≪案件名≫
4社連携による持続可能な輸送革新 ブレーキシュー輸送のモーダルシフト
≪コメント≫
西日本向けの鉄道車両用ブレーキシュー(制輪子)のモーダルシフト案件となります。取り組みにあたっては、コンテナ内に2列積載可能となるようパレットを改良したほか、緩衝材等の回収専用バックを導入して、作業の効率化も図りました。この取り組みの結果、中長距離輸送のモーダルシフト化率は約9割に達しています。
奨励賞⓬
≪受賞者≫
❶ 山九株式会社 ❷ 三井化学株式会社
≪案件名≫
MCI/大牟田工場⇒三重県四日市市への輸送の物流導線変更によるCO2削減の取組み
≪コメント≫
三井化学大牟田工場から四日市市向け輸送の、鉄道を活用した物流改善の取り組みとなります。大牟田から大阪までは従来からあった鉄道輸送に集約してトラック輸送の削減と鉄道輸送の積載率向上を図りました(大阪~四日市はトラック輸送)。
荷主と物流事業者が協力して物流改善に取り組む中で、多数ある品目・納品先の中から条件を調整し、鉄道とトラックの良い点を組み合わせた物流導線を構築しました。
❶ 山九株式会社 ❷ 三井化学株式会社
≪案件名≫
MCI/大牟田工場⇒三重県四日市市への輸送の物流導線変更によるCO2削減の取組み
≪コメント≫
三井化学大牟田工場から四日市市向け輸送の、鉄道を活用した物流改善の取り組みとなります。大牟田から大阪までは従来からあった鉄道輸送に集約してトラック輸送の削減と鉄道輸送の積載率向上を図りました(大阪~四日市はトラック輸送)。
荷主と物流事業者が協力して物流改善に取り組む中で、多数ある品目・納品先の中から条件を調整し、鉄道とトラックの良い点を組み合わせた物流導線を構築しました。
奨励賞⓭
≪受賞者≫
❶ 東京九州フェリー株式会社 ❷ 久留米運送株式会社 ❸ マリネックス株式会社
≪案件名≫
東京九州フェリー㈱を利用した久留米運送㈱の取組み
関東発九州間有人トラック・無人トラック・トレーラーの3パターン海上モーダル
≪コメント≫
関東地区から九州地区向け 久留米運送のモーダルシフト(フェリー)を行った案件です。久留米運送のリードタイムである九州全域翌々日午前中着を維持した中で、フェリー利用に転換。久留米運送社内の中継網の再編も同時に実施し、顧客に対して変わらないリードタイムを提供しております。
上り便の都合により、有人トラックの利用もありますが、ドライバーの運転時間削減効果も挙げています。
❶ 東京九州フェリー株式会社 ❷ 久留米運送株式会社 ❸ マリネックス株式会社
≪案件名≫
東京九州フェリー㈱を利用した久留米運送㈱の取組み
関東発九州間有人トラック・無人トラック・トレーラーの3パターン海上モーダル
≪コメント≫
関東地区から九州地区向け 久留米運送のモーダルシフト(フェリー)を行った案件です。久留米運送のリードタイムである九州全域翌々日午前中着を維持した中で、フェリー利用に転換。久留米運送社内の中継網の再編も同時に実施し、顧客に対して変わらないリードタイムを提供しております。
上り便の都合により、有人トラックの利用もありますが、ドライバーの運転時間削減効果も挙げています。
奨励賞⓮
≪受賞者≫
❶ 株式会社LIXIL 生産本部 西日本統括工場 有明工場 ビル加工課
❷ 株式会社LIXIL物流 九州物流センター
❸ 鈴与株式会社 ❹ 鈴与カーゴネット株式会社
≪案件名≫
熊本県玉名郡から大阪府交野市までの大型車による陸上輸送から
トレーラーによるフェリー輸送へモーダルシフト
≪コメント≫
LIXIL製品を、トラックから海上輸送へモーダルシフトした案件です。トラック(単車)からトレーラー輸送に切り替わり、荷役分離(荷役作業を、乗務員から工場側へ変更)による乗務員拘束時間の削減と、大型シャーシ化による台数の削減も合わせて実現しています。切り替えにあたっては、荷主の協力により、専用ラックの高さ変更やフェリーダイヤに合わせた納品時刻の繰り下げも行いました。
❶ 株式会社LIXIL 生産本部 西日本統括工場 有明工場 ビル加工課
❷ 株式会社LIXIL物流 九州物流センター
❸ 鈴与株式会社 ❹ 鈴与カーゴネット株式会社
≪案件名≫
熊本県玉名郡から大阪府交野市までの大型車による陸上輸送から
トレーラーによるフェリー輸送へモーダルシフト
≪コメント≫
LIXIL製品を、トラックから海上輸送へモーダルシフトした案件です。トラック(単車)からトレーラー輸送に切り替わり、荷役分離(荷役作業を、乗務員から工場側へ変更)による乗務員拘束時間の削減と、大型シャーシ化による台数の削減も合わせて実現しています。切り替えにあたっては、荷主の協力により、専用ラックの高さ変更やフェリーダイヤに合わせた納品時刻の繰り下げも行いました。
奨励賞⓯
≪受賞者≫
日本通運株式会社 フォワーディングビジネスユニット
国際海運統括部 セールスプロモーションセンター混載グループ
≪案件名≫
NXダイレクトコンソリデーションサービス
~内航船を利用した九州、山口地区発の輸出混載貨物の新サービス~
≪コメント≫
北米、欧州向け輸出混載貨物を中心に、従来、博多港➡神戸港をトラック転送していたものを、博多港~東京港のNX日本通運の内航船にモーダルシフトすることにより、環境負荷低減に加えて、リードタイム短縮と、海外港での中継回数減による輸送品質改善、さらには30%以上のコスト削減(条件による)を同時に達成することが出来ました。
日本通運株式会社 フォワーディングビジネスユニット
国際海運統括部 セールスプロモーションセンター混載グループ
≪案件名≫
NXダイレクトコンソリデーションサービス
~内航船を利用した九州、山口地区発の輸出混載貨物の新サービス~
≪コメント≫
北米、欧州向け輸出混載貨物を中心に、従来、博多港➡神戸港をトラック転送していたものを、博多港~東京港のNX日本通運の内航船にモーダルシフトすることにより、環境負荷低減に加えて、リードタイム短縮と、海外港での中継回数減による輸送品質改善、さらには30%以上のコスト削減(条件による)を同時に達成することが出来ました。
奨励賞⓰
≪受賞者≫
日本通運株式会社 フォワーディングビジネスユニット
国際海運統括部 セールスプロモーションセンター 海運販売企画グループ
≪案件名≫
NXダイレクトフィーダー ~内航船で輸入貨物を地方港まで海上輸送~
≪コメント≫
輸入貨物を対象に、従来、陸上ドレージ輸送されていた貨物を、NX日本通運が手配する内航コンテナ船(東京~仙台他)を利用してモーダルシフト(海上)する案件です。輸入貨物の国内輸送は、輸入者側で手配することが多いことを利用し、NXグループの責任と国内ネットワークで最終配達先までの輸送を可能としたサービスです。
従来、使用後の空バンを京浜港へ返却する必要がありましたが、この取り組みでは地方港での返却を可能としています。
日本通運株式会社 フォワーディングビジネスユニット
国際海運統括部 セールスプロモーションセンター 海運販売企画グループ
≪案件名≫
NXダイレクトフィーダー ~内航船で輸入貨物を地方港まで海上輸送~
≪コメント≫
輸入貨物を対象に、従来、陸上ドレージ輸送されていた貨物を、NX日本通運が手配する内航コンテナ船(東京~仙台他)を利用してモーダルシフト(海上)する案件です。輸入貨物の国内輸送は、輸入者側で手配することが多いことを利用し、NXグループの責任と国内ネットワークで最終配達先までの輸送を可能としたサービスです。
従来、使用後の空バンを京浜港へ返却する必要がありましたが、この取り組みでは地方港での返却を可能としています。
奨励賞⓱
≪受賞者≫
❶ 山九株式会社 ❷ 三井化学株式会社
≪案件名≫
MCI/市原工場⇒大阪府摂津市への輸送の物流導線変更によるCO2削減の取組み
≪コメント≫
三井化学 市原工場から大阪地区向けトラック輸送について、集約輸送により積載率を向上させた取り組みとなります。従来は、最終納入先向けを単独輸送していましたが、いったん大阪SP(摂津市)向けに、他の納入先向けと集約して輸送し、単独で輸送するのは、大阪SP~最終納入先間のみとしました。CO2 削減とともに、乗務員運転時間を大幅に削減することが可能となりました。
❶ 山九株式会社 ❷ 三井化学株式会社
≪案件名≫
MCI/市原工場⇒大阪府摂津市への輸送の物流導線変更によるCO2削減の取組み
≪コメント≫
三井化学 市原工場から大阪地区向けトラック輸送について、集約輸送により積載率を向上させた取り組みとなります。従来は、最終納入先向けを単独輸送していましたが、いったん大阪SP(摂津市)向けに、他の納入先向けと集約して輸送し、単独で輸送するのは、大阪SP~最終納入先間のみとしました。CO2 削減とともに、乗務員運転時間を大幅に削減することが可能となりました。
奨励賞⓲
≪受賞者≫
❶ 株式会社住友倉庫 ❷ ミズノ株式会社
≪案件名≫
出荷拠点見直しによるCO2排出量削減及び2024年問題に起因する運転手不足への対応
≪コメント≫
出荷拠点移設によるトラック輸送距離の短縮と、配送スケジュール変更によるトラック台数削減・積載率向上に同時に取り組み、CO2排出を、モーダルシフト実施レベルに大幅削減した案件です。具体的には、❶ 発送拠点を、従来の大阪から、納品量の多い千葉に近い厚木に移設、❷ 月曜オーダー当日出荷、火曜納品と火曜オーダー当日出荷、水曜納品で分散していた出荷を月曜オーダー、火曜出荷、水曜納品に変更した。出荷日が集約されたことで、積載率の平均化・向上により、トラック台数を半分以下へ、CO2排出量も▲75%を達成しました。
❶ 株式会社住友倉庫 ❷ ミズノ株式会社
≪案件名≫
出荷拠点見直しによるCO2排出量削減及び2024年問題に起因する運転手不足への対応
≪コメント≫
出荷拠点移設によるトラック輸送距離の短縮と、配送スケジュール変更によるトラック台数削減・積載率向上に同時に取り組み、CO2排出を、モーダルシフト実施レベルに大幅削減した案件です。具体的には、❶ 発送拠点を、従来の大阪から、納品量の多い千葉に近い厚木に移設、❷ 月曜オーダー当日出荷、火曜納品と火曜オーダー当日出荷、水曜納品で分散していた出荷を月曜オーダー、火曜出荷、水曜納品に変更した。出荷日が集約されたことで、積載率の平均化・向上により、トラック台数を半分以下へ、CO2排出量も▲75%を達成しました。
奨励賞⓳
≪受賞者≫
❶ 山九株式会社 ❷ 三井化学株式会社 ❸ 三井・ダウ ポリケミカル株式会社
≪案件名≫
中継輸送(貨物積み替え方式)導入による輸送効率化の取組み
≪コメント≫
別々に手配されていた市原⇔広島間の片道輸送2行路を往復化すると同時に、大阪に中継拠点を設けて上/下トラックどうしで貨物を積み替え、それぞれの出発地へ戻るスキームを構築し、❶ 往復化による積載効率向上と、❷ ドライバーの労働負荷軽減(1行程往復 4泊5日➡1泊2日へ短縮)を実現しました。荷主の物流を、物流事業者が3PLとして協力して分析して実現した取り組みとなりますが、中継拠点の活用は初めての手法となります。
❶ 山九株式会社 ❷ 三井化学株式会社 ❸ 三井・ダウ ポリケミカル株式会社
≪案件名≫
中継輸送(貨物積み替え方式)導入による輸送効率化の取組み
≪コメント≫
別々に手配されていた市原⇔広島間の片道輸送2行路を往復化すると同時に、大阪に中継拠点を設けて上/下トラックどうしで貨物を積み替え、それぞれの出発地へ戻るスキームを構築し、❶ 往復化による積載効率向上と、❷ ドライバーの労働負荷軽減(1行程往復 4泊5日➡1泊2日へ短縮)を実現しました。荷主の物流を、物流事業者が3PLとして協力して分析して実現した取り組みとなりますが、中継拠点の活用は初めての手法となります。
奨励賞⓴
≪受賞者≫
SBS東芝ロジスティクス株式会社
≪案件名≫
医療装置用包装改善 積層可能な段ボールホルダー開発による
袋入り充填材レス化(CO2排出量60%削減)
≪コメント≫
医療装置部品の梱包材を、独自に開発した段ボールホルダー等に置き換えて、従来、大量に必要だった緩衝材の全廃と併せて、貨物全体の容積及び開梱作業時間の大幅縮減を図った案件です。部品は湾曲しているため、互い違いに重ねられるよう段ボールホルダーの形状を工夫して、容積と開梱作業時間を削減、また段ボールホルダーの内装仕切りを可変式として、部品の形状が異なっても1種類の包装へ統合可能としています。
SBS東芝ロジスティクス株式会社
≪案件名≫
医療装置用包装改善 積層可能な段ボールホルダー開発による
袋入り充填材レス化(CO2排出量60%削減)
≪コメント≫
医療装置部品の梱包材を、独自に開発した段ボールホルダー等に置き換えて、従来、大量に必要だった緩衝材の全廃と併せて、貨物全体の容積及び開梱作業時間の大幅縮減を図った案件です。部品は湾曲しているため、互い違いに重ねられるよう段ボールホルダーの形状を工夫して、容積と開梱作業時間を削減、また段ボールホルダーの内装仕切りを可変式として、部品の形状が異なっても1種類の包装へ統合可能としています。
一般社団法人 日本物流団体連合会
物流環境大賞事務局
物流環境大賞事務局
〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-3-3 全日通霞が関ビル5階
電話:(03)3593-0139 / FAX:(03)3593-0138
過去の受賞者概要
- 第25回(令和6年度)「物流環境大賞」受賞者
- 第24回(令和5年度)「物流環境大賞」受賞者
- 第23回(令和4年度)「物流環境大賞」受賞者
- 第22回(令和3年度)「物流環境大賞」受賞者
- 第21回(令和2年度)「物流環境大賞」受賞者
- 第20回(令和元年度)「物流環境大賞」受賞者
- 第19回(平成30年度)「物流環境大賞」受賞者
- 第18回(平成29年度)「物流環境大賞」受賞者
- 第17回(平成28年度)「物流環境大賞」受賞者
- 第16回(平成27年度)「物流環境大賞」受賞者
- 第15回(平成26年度)「物流環境大賞」受賞者
- 第14回(平成25年度)「物流環境大賞」受賞者
- 第13回(平成24年度)「物流環境大賞」受賞者
- 第12回(平成23年度)「物流環境大賞」受賞者
- 第11回(平成22年度)「物流環境大賞」受賞者
- 第10回(平成21年度)「物流環境大賞」受賞者
- 第9回(平成20年度)「物流環境大賞」受賞者
- 第8回(平成19年度)「物流環境大賞」受賞者
- 第7回(平成18年度)「物流環境大賞」受賞者
- 第6回(平成17年度)「物流環境大賞」受賞者
- 第5回(平成16年度)「物流環境大賞」受賞者
- 第4回(平成15年度)「物流環境大賞」受賞者
- 第3回(平成14年度)「物流環境大賞」受賞者
- 第2回(平成13年度)「物流環境大賞」受賞者
- 第1回(平成12年度)「物流環境大賞」受賞者